12月5日NHK総合のニュースウオッチ9で、11月28日未明に渋谷センター街で発生した軽トラ横転の実行犯4人が新たに逮捕されたという報道がありました。
逮捕のカギとなったのが防犯カメラや周辺の人々がスマホで撮影していた映像で、警視庁は多数の映像を分析して犯人逮捕に漕ぎつけたとのこと。ここでは映像解析がキーワードになっているが、その中で最新の映像解析ソフトウエアとして紹介されたのエルシス東京が販売するディフェンダーXだ。なお、放送内ではディフェンダーXという商品名は明かされていないが、取材に訪れたスタッフがカメラを通してディフェンダーXに映る場面も放送されている。
説明では、カメラの映像から肉眼ではわからない身体の細かな振動を感知。人は感情が高まったりストレスを感じたりすると無意識に体の揺れ幅や回数が変化。これを捉えることによって不審な人や危険な心理状態にある人を効率的に見つけることができると紹介。
実際にお店に入店とともに検知された人物が次々と商品を上着の中に隠す万引犯の解析映像も放送されている。
今回の逮捕には、膨大な数の録画映像を照合しながら犯人の特定をしていった。ディフェンダーXにも録画映像を解析する機能があるが照合という手法ではなく、映像に映る人の精神状態を解析し異常な値を示す人を絞り込む方法をとる。現状、防犯カメラの録画映像の解析などにも活用されているが、日本でも容疑者の絞り込みに活用される日もそう遠くないと思われる。
(※上記の記事はエルシス東京による放送内容を要約した文章となります)