防犯に対する意識の高まりとともに、街中に防犯カメラがあふれている。従来、私生活の監視やプライバシー保護を懸念する声も多かったが、犯罪が減ることによって意識も変わり始めた。防犯カメラによる録画画像が証拠となり犯人逮捕される事件も日常的になってる。
最先端の防犯システムをもとめ、エルシスジャパンに取材に訪れた記者は目の前のモニターに自分の映像を確認。不審者では無かった。
ロシアで開発された画像処理技術で不審者を事前に検知できるシステムディフェンダーXについて四方堂暁治社長は次のように解説。
「映像から皮膚や目、口元などの微細な動きを検出し、攻撃性など精神状態を判断する。不審かどうかを測る物差しです」と。膨大に蓄積した実験データを基に開発されたアルゴリズムにより、一定基準に達すると不審者として検知するという。
最新技を導入した防犯カメラを導入するケースも増えている。ある書店では顔認証機能を使い過去に万引きした人の来店をチェックする。東京オリンピック前に不審者を事前に検知するシステムの導入が進んでいるという。
都市部では、犯罪を防ごうと防犯カメラの設置が進んでいる。人権等とどのように共存させていくかも課題である。
※上記記事は、朝日新聞に掲載された記事をもとにエルシス東京により要約した文章となります。