まず、冒頭では世界各地で頻発するテロについて触れられました。
2017年5月22日多くの子供や若者たちが被害にあったイギリス・マンチェスターで起きた自爆テロ事件をはじめ、インドネシアのテロでは3人の警察化が死亡。さらにエジプトではバスの襲撃で29人が死亡、アフガニスタンでも自爆テロで13人が死亡するなどテロが多発している。イスラム教徒のラマダンが始まり、過激派がテロを引き起こすのではないかと各国が警戒を強めているという。
こうした状況下で、3年後の東京オリンピック・パラリンピックを見据えたテロ対策が国内でも進んでいる。 その一つ、不審者を事前に把握できるシステムとして紹介されたのが、当社、ELSYS東京でも販売するDEFENDER-X(ディフェンダーX)だ。
実際にレポーターが、ELSYS JAPAN(東京都品川区)を訪れての取材。DEFENDER-Xのデモ機の前で手を振るなどシステムの確認をしてみる。
実際の防犯カメラを分析した映像も紹介された。コーヒーショップに客を装って訪れた男を来店早々に不審者として検知(赤枠表示)した映像で直後にナイフを出し強引にレジから現金を奪った強盗事件の映像だ。
では、なぜ事前に不審者として把握できるのか。
レポーターがデモ機の前で手を振るなど動作してみるが、それでは検知はされなかった。
これについては、テロなど犯罪行為に及ぼうとする人は緊張から興奮状態となり体がわずかに震える。システム(DEFENDER-X)はこの震えを分析し、感情の高ぶりが一定レベルに達すると不審者として判断していると紹介。
続いて流れた映像は、2013年爆弾テロに襲われたボストンマラソン。テロを起こした犯人2人が映る監視カメラの映像を分析したもので、大勢の人がいる中を歩く二人だけが検知(赤枠表示)されていることが確認できる。
(※上記の記事はエルシス東京による放送内容を要約した文章となります)
多くの子どもや若者が被害にあったイギリス(マンチェスター22日)での自爆テロ事件。
その後もテロは後を絶ちません。インドネシアでは、警察官3人が死亡。
さらにエジプトやアフガニスタンでも続きました。
そしてイスラム教徒の断食月ラマダンが始まりました。イスラム過激派がテロを起こす傾向にあり、各国が警戒を強めています。
こうした中日本でも最新の技術を駆使した対策が進められています。
(ラマダンが始まったジャカルタやパキスタンの映像)
各地で始まったイスラム教徒のラマダン。日の出から日没まで一切の飲食を絶ち連帯意識を強めます。ラマダンの初日の昨日、アフガニスタンでは自爆テロで13人が死亡しました。
テロ事件が相次ぐ中、昨日決勝戦が行われたバスケットボール男子Bリーグの会場でも不安の声が聞かれました。
「ちょっと怖いといえば怖い。会場の外で爆弾とか」(男性)
「私たちにはどうすることもでいないので」(女性)
3年後の東京オリンピック・パラリンピックも見据えて国内でもテロ対策が進んでいます。
こちらは不審な人物を事前に把握できるシステムです。実際の強盗事件の防犯カメラの映像を分析しています。
(コーヒーショップに男が来店。早々に不審者として検知し直後にレジから現金を奪う映像)
客を装った男、システムは不審な人物と判断。赤い枠で囲み警戒を促します。その直後、刃物を取り出してレジの現金を奪いました。
なぜ、事前に把握できるのでしょうか。
(デモ機の前でレポーターが手を振る映像)
メーカーによりますと、テロなどの犯罪行為に及ぼうとする人は緊張から興奮状態となり無意識に体がわずかに震えることがあるということです。
システムではこの震えを分析します。
感情の高ぶりが一定レベルに達すると、不審な人物と判断します。
4年前(2013年)爆弾テロに襲われたボストン・マラソン。
テロを起こした二人。事件前の様子をとらえた映像です。画面中央を右から左に歩いていく2人に対しシステムが反応して赤い枠で囲んでいるのが確認できます。
システムは、銀行や劇場などで運用され、去年の伊勢志摩サミットで活用されたということです。
テロを抑止する、事前に検知する。社会貢献につながればっていうのはありますね(ELSYS JAPAN 山内秀敏社長)