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2016年12月30日「TBS報道の日」ディフェンダーXテロ対策の秘密兵器として紹介

世界各地でテロ事件が発生する中で、テロの標的が不特定多数の人が集まる場所や施設、いわゆるソフト・ターゲットに広がっている、という切り口で番組はスタート。2013年4月のボストン・マラソンで発生した爆破事件はテロ組織に属さないロシア南部チェチェン系移民の兄弟が犯人でソフト・ターゲットを象徴する事件だった。

こうした中、2014年により大きなスポーツイベントのソチ五輪を控えたロシアでは、テロ対策として政府機関が開発した秘密兵器を投入した。その名もディフェンダーXで不審者を見分けるシステムだ。
ここでディフェンダーXの威力を示す映像が流れる。ファーストフード店と思われる店に一人の男が入店しレジの前に。ここで不審者を示す赤枠が男を囲う。そして女性定員が接客をはじめた直後にナイフを出しレジの現金を奪う強盗を働いた。このシステムが事件が起きる前に不審者を見分けていた一つの証明である。

このシステムは、ソチ五輪にも導入された。ピーク時1日12万人にも及ぶ入場者のうち、およそ2600人が不審者として検知された。そして調べるとこの2600人のうち92%が持ち込み禁止の薬物を持っていたり、チケット無しで不正に入場を試みていたことが分かった。

このシステム「ディフェンダーX」は、2015年に日本にも上陸。代理店に仕組みについて聞いた。モニターにはレポーターの男性。顔の周りには振動を表す青や緑、黄色などの色が縞模様に表示している。説明では「人は振動しており色は振動の速さを示し赤くなるほど早い。長さは振動の揺れの大きさを示しており、人の振動を可視化している。通常は、青色が多くなるが、攻撃性が高まると赤くなり一定レベルになると不審者と判定される。

10万人に及ぶ実験データを基に開発されたというシステムにアメリカも注目。ボストン・マラソンで発生したテロの映像の分析を依頼したという。映像は防犯カメラに映る犯行直前の2人の容疑者で爆弾を置きに行く前のもの。このシステムにかけると周りの人々には反応せず、中央を歩く容疑者2人に赤枠がついた。

日本でも2016年5月の伊勢志摩サミットで大手警備会社が使用。天皇、皇后が観覧されたラグビーの国際試合でも試験的に導入された。 2020年には、東京オリンピック・パラリンピックを迎えるがテロとの終わりなき戦いが続く。

この後、スタジオで実際にディフェンダーXをデモ。出演者の中には不審者はゼロ。さらにより詳しくわかるシステム(メンタルチェッカー)で、まずはホンジャマカの恵さんがモニターに映る。司会の関口宏さんから、「怒っているような演技を」と言われやってみるが、赤くはならず。

上記は、番組で放送された内容をエルシス東京にてまとめた文章となります。

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